ＪＡ京都中央向島支店管内で、特産のレタスが出荷最盛期を迎えている。

新鮮なものを消費者に届けたいとの思いから、京都南部青果株式会社の協力で、敷地内で早朝より向島野菜出荷研究部のメンバーが収穫したレタスを持込み、即日、量販店向きに出荷している。

向島地域は、巨椋池という大きな池があり、古くは昭和16年に国内初の干拓地として、６３４㌶の広大な農用地が造成された。

現在では、水稲の作付けを中心にレタスやキャベツなどの野菜類の栽培も盛んで栽培作物は多種多様に及ぶ。

干拓地の肥沃な土壌を活かして栽培されたレタスは、良質なものが多いのが特徴。

また、サラダ需要に合わせ、減農薬栽培に取り組んでおり、消費者の食に対する安全思考に対応している。

２０２２年産レタスの品質は良好で、出荷は５月下旬まで、京都南部青果株式会社を通じて量販店に１万５千ケース（１ケース約８㌔入り）を見込んでいる。