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行政、地元住民、JAが連携した有害鳥獣捕獲活動

JAグループ京都有害鳥獣対策本部(以下、対策本部)は8月27日、南丹市から有害鳥獣捕獲の許可を得、同市日吉町での許可捕獲に乗り出すこととなった。JAグループ京都が平成26年度から取り組む有害鳥獣対策の取り組みの一環で、行政、地元住民、JAが連携して有害鳥獣捕獲活動に取り組むのは全国で初めての事例。許可期間は平成30年11月14日までで、期間内にニホンジカ200頭(オス・メス)、イノシシ50頭の捕獲を目標とする。

14日、南丹市日吉町で既にニホンジカの雌1頭を捕獲している。重量は約50キロ。

今回の取り組みは農産物被害を受けた組合員をはじめ地域住民の依頼に基づいて実施されるもの。京都府が定める猟期は毎年11月15日~翌年3月15日となっているが、これまで農業生産の現場からは鳥獣による農産物被害が発生する4月~10月での有害鳥獣捕獲が切望されていた。

JAグループ京都が捕獲実施団体としてわなの架設や捕獲後の止刺し、個体処理などを担い、地元住民も見回りや餌撒き等の協力活動を行う。また、許可権者となる南丹市が農産物被害状況の調査や有害鳥獣生息確認等を行うことで、3者の連携・協力のもと効果的な捕獲活動に取り組むことを目指す。

また、許可捕獲は市町村ごとに許可を得ていかねばならず、被害農家の声に即応できないため、今後JAグループ京都は行政等に対し、年間を通じて捕獲活動が可能となるよう、猟期の通年化等についても求めていくこととしている。

対策本部の中川泰宏会長は「この捕獲活動は地域住民が声を上げ、JAを中心に行政も巻き込んで地域の課題解決を図るという意義深い取り組み。必ず成功させ、他地域でも同様の動きが広がれば」と今後の展開に期待を寄せた。

行政、地元住民、JAが連携した有害鳥獣捕獲活動

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