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2018年産出荷契約米の初検査を行う

JA京都中央は9月25日、2018年産出荷契約米で管内初となる検査を京都市西京区の大原野支店前で行った。

既に、直売所向けなどの契約外米検査は、9月14日に左京区で終えているが、今回が同JAの出荷契約米の初検査となる。

検査は、早生品種の「コシヒカリ」、「キヌヒカリ」で、登熟期の高温による影響が心配されていた。

当日は、3.4トンが出荷され、同JA経済部営農販売課の農産物検査員有資格者2人が検査を行った。

検査に当たった同JA経済部営農販売課の農産物検査員である齊藤篤TAC担当は「2等以下の格付け理由では高温による背・腹白粒、未熟粒の混入過多のほか、降雨が続いたことによる発芽粒の混入が目立った」と話す。

大原野地域は、京都市の最西端に位置する地域で、環境の影響から、カメムシ類による被害も近年増加傾向にあったが、2016年に同JAのライスセンターに導入した最新鋭の色彩選別機により斑点米の混入は軽減されている。

同JAでは、10月末まで延べ、26ヵ所で検査を行い、出荷契約米は、420トンの検査を予定しており、全量、JA全農京都へ売渡す。

2018年産出荷契約米の初検査を行う
産米検査の様子

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