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宇治新茶・八十八夜茶摘みの集い
新茶のシーズンを迎える八十八夜の5月2日、宇治市の宇治茶会館、茶業センターと京都府茶業研究所で、「宇治新茶・八十八夜茶摘みの集い」が開かれた。京都府茶生産協議会、京都府茶業会議所などの4団体が主催するもの。15回目となる今回は約2,500人の来場者で賑わった。
同イベントは宇治茶の本格的な出回りを前に、宇治茶の魅力を発信するイベントを通じて新茶への理解を深めてもらうとともに消費の拡大を図るもの。開会式で、同会議所の杉本定夫会頭が「昨年のお茶の京都博のイベントで宇治茶の魅力が広く浸透している。さらに宇治茶のブランド力を高め、発展につなげたい」と話した。
JA京都やましろの十川洋美代表理事組合長、吉田利一同副組合長なども出席。開会式後には宇治茶レディらと茶の初摘みを行って八十八夜を祝った。
来場者も茶園に入り、子どもから大人までスタッフに教わりながら茶の新芽を摘み取った。日本茶インストラクターによる美味しいお茶の淹れ方教室や宇治茶の無料接待なども行われ、来場者は茶の魅力を存分に楽しんでいた。