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府内JA特殊詐欺の抑止に貢献
5月1日、2日、特殊詐欺の抑止に貢献したとして、府内全JAの組合長、理事長が京都府警から感謝状を受け取った。
京都府内における2016年度の特殊詐欺被害報告は2億円を超える深刻な状況となっている。そんな中、京都府警察当局から金融機関に対し「高齢者に対するATM利用限度額の引下げ奨励」の要請がなされた。こうした状況を踏まえ府内各JAは、特殊詐欺被害から高齢者を守るため、「70歳以上で過去3年間に取引がない貯金者」を対象に、現金自動預払機(ATM)における出金、振込を制限する取り組みによって特殊詐欺を防止している。各支店では、同制限の広報を行うとともに、窓口での声掛けや疑わしい出金に注意を払うなど力を注いでいる。
京都府警署員は「未然の抑止は警察のみの力では出来ない。JAの皆様に本当に感謝している」と話した。
各JA組合長、理事長は、感謝状の授与にあたり、次のように話している。
JA京都市の戸田秀司組合長「利用者に細やかな心遣いを持って対応するとともに、注意力と観察力を養っていく」
JA京都中央の冨阪裕一組合長「地域の金融機関として、組合員・地域住民の皆様を守っていく」
JA京都やましろの十川洋美組合長「窓口での声掛けや疑わしい出金抑止の徹底に努めていく」
JA京都の岡田實郎理事長「利用者を守るために警察とも連携を強化する」
JA京都にのくにの仲道俊博組合長「巧妙化する詐欺の手口から組合員の貯金をしっかりと守っていく」
JA京都市の戸田秀司組合長(左)
JA京都中央の冨阪裕一組合長(左)
JA京都やましろの十川洋美組合長(左)
JA京都の岡田實郎理事長(右)
JA京都にのくにの仲道俊博組合長(右)