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病害虫診断専用顕微鏡を導入
JA京都中央経済部営農販売課は7月下旬、顕微鏡を導入し、農産物栽培における病害虫の診断を適正且つスムーズに行い、組合員の農業経営を支援している。
JAで診断できない場合は、京都乙訓農業改良普及センターなどへ依頼して診断してもらうなど関係機関と協力して行ってきた。病害虫それぞれのケースによって診断に要する時間は異なるが、従来に比べて大幅に時間は短縮できるため、今回の導入に至った。迅速に病害虫の判断をすることにより、適正防除やJA事業利用拡大に繋げることも狙いの一つである。今回、JA共済連京都の農業活性化促進助成金を活用した。
同JAは、2018年4月より経済部営農販売課に技術顧問1人増員し、2人体制に強化するなど組合員の多様化する高度な営農技術相談に対応している。
顕微鏡は経済部営農販売課が保有し、日々、組合員や各支店などからの病害虫診断や営農相談に対応することとしている。
病害の診断を行う職員ら