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城陽、イチジク、東京出荷
JA京都やましろは8月16日、京都府城陽市特産のイチジクの東京出荷を開始した。同JAが取り組む、農家所得増大に向けた園芸産地の拡大やブランド力を活かした首都圏への販路拡大事業の1つ。部会では昨年から本格的にイチジクの首都圏出荷を開始。今年は、期間を通して出荷数量5tを目指す。
イチジクの収穫が最盛期を向かえた城陽市ではこの日、同JA城陽支店イチジク部会員が朝採りイチジク64ケース(約100キロ)を持ち込んた。
熟した城陽のイチジクは柔らかく、濃厚な甘さが特徴。しかし、デリケートであるため、東京に出荷する際は完熟イチジクの品質を保ち、より新鮮な状態で消費者に届くよう鮮度保持に工夫をしている。
同部会員の森望さんは「今年は雨が少ない影響でサイズが小ぶりとなっている。ただ、その分とても色つやが良く、味も濃く美味しいイチジクができた。首都圏にぜひ、城陽のイチジクの味を届けたい」と話す。
イチジクを持ち込む森望さん