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2019年国際協同組合デー・第30回京都集会
京都府協同組合連絡協議会は7月3日、京都市下京区のキャンパスプラザ京都で「2019年国際協同組合デー・第30回京都集会」を開き、関係者約150人が参加した。同協議会は、JA京都中央会、京都府漁業協同組合、京都府森林組合連合会、京都府生活協同組合連合会の4団体で構成する。
国際協同組合デーは国際協同組合連盟(ICA)が1922年に定めたもの。毎年7月の第1土曜日に、世界の協同組合関係者が協同組合運動の発展を祝うとともに、さらなる前進を誓い合う日とされている。京都集会の第30回テーマは「協同組合と地域の連携」。
JA京都中央会の中川泰宏会長は「協同組合の経営環境は依然厳しい状況にあるが、各協同組合が連携を一層強め、組合員の生活の向上や地域の活性化への取り組みをさらに進めていこう」と述べた。
集会では、府内4協同組合の代表者から活動報告が行われた。JAからは、JA京都の長主久美さんが「『防災ピクニック』の実施による防災意識の向上の取り組み」と題して発表。災害発生時に備えた対応として、防災グッズや防災食の作り方を親子で学んでもらう取り組み内容を発表した。
また、奈良女子大学生活環境学部生活文化学科講師の青木美紗氏が「協同組合と地域の連携~地域内経済循環の構築」と題して記念講演した。
あいさつする中川泰宏会長