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「万願寺甘とう」出荷過去最高めざす

2021.05.22

JA京都にのくに管内の特産で、京野菜を代表する京のブランド産品「万願寺甘とう」の出荷が19日、舞鶴市のJA舞鶴万願寺甘とう検品場で始まった。出荷量は1040㌔(昨年878㌔)で、「施設化も進んでおり生育は順調」とし、11月下旬までの出荷期間中、過去最高の出荷量600㌧、販売額4億5000万円を目指す。

各農家から収穫された「万願寺甘とう」は作業員が形状などをチェックし、秀・優・良の3等級に選別され、箱や袋に手際よく詰められていった。京都市場の他、東京、大阪、福岡市場などに出荷される。

生産者で万願寺甘とう部会協議会の添田潤会長は「JAの営業活動の成果で昨年は過去最高の販売となった。通販も順調に伸びているが、長引く新型コロナの影響で飲食店への販売見通しは厳しい。みんなが安心して食事ができるように早くなってほしい」と、コロナ禍の収束を願っていた。

「万願寺甘とう」は、同市、綾部市、福知山市で生産される万願寺とうがらしのブランド名。舞鶴市万願寺地区が発祥とされる伝統野菜で、甘味と独特の風味があり、肉厚で食べ応えのある柔らかい果肉が特徴。2017年に国が指定する地理的表示(GI)保護制度に京都府で初めて登録された。

「万願寺甘とう」出荷過去最高めざす

「万願寺甘とう」出荷過去最高めざす