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- JA京都やましろ
全国初!グローバルGAP団体認証を取得!
JA京都やましろは11日、ネギで国際基準のグローバルGAP(農業生産管理工程)のバージョン6における団体認証を全国で初めて取得した。16日には、リーガロイヤルホテル京都で記念式典を開き、京都府の西脇隆俊知事やJA京都中央会の中川泰宏会長理事らが出席して認証取得を祝った。
同JAでは、農産物の安全確保とより良い農業経営を実現するため、2019年度から2021年度にかけてJAネギ部会でグローバルGAP(バージョン5・2)の認証を取得し、先進的に生産工程管理に取り組んできた。
近年、大手コンビニチェーンや加工販売業界を中心にGAP認証品の取扱が増加しており、販路確保にGAP認証取得の意義は大きい。同JAでは、その中でも世界120ヵ国で普及しているグローバルGAPが、国内外で農産物取引を行う際の信頼性や取引の透明性を確保できると考え、農産物の販路維持・拡大と生産性の向上、そして安全安心で持続可能な農業生産の確立を目的に組合員を対象に認証取得に向けた支援を行っている。
今回は、管内の八幡市と久御山町のネギ生産者6人で構成される「ねぎ出荷組合京・はちまん」を支援し、認証取得に至った。同JAの十川洋美組合長は「JAとしては、今後も生産者と連携して認証を継続するため、必要な資格を持った職員を増員して支援を行う。今回の先行事例を他の園芸品目へ広げ、他産地との差別化をより明確にしてさらなる販売力強化につなげたい」と意気込む。
認証取得を喜ぶ関係者