JAグループ京都

JAグループ京都ニュース

JAグループ京都
  • JA京都

葉牡丹の収穫作業が最盛期

JA京都丹波支店管内の中村勇治さん(京丹波町蒲生)の圃場(ほじょう)では、正月飾りなどに使われる葉牡丹の収穫が最盛期を迎えている。

中村さんは同JA丹波高原朝採り野菜市の生産者であり、妻の京子さんと年間を通じて多種の野菜を栽培している。栽培している葉牡丹は従来の品種の他に、寄せ植えに人気の踊り葉牡丹を合わせた約300株で、圃場で鮮やかな紅白に色付いている。

葉牡丹はアブラナ科の多年草でキャベツの一種であり、色鮮やかな葉が重なる姿が牡丹の花に似ていることから名づけられたと言われている。花の少ないこの時期に人気があり、正月用の門松やフラワーアレンジメントの寄せ植え用に使用される。

8月中旬より、定植から摘心、わき芽管理を行い、4カ月にわたり露地で管理される。高さが40cmほどに育った株を、紅白の株に分けて鉢に植え替えをした後、同JA農畜産物直売所「たわわ朝霧」や丹波高原朝採り野菜市へ出荷される。

中村さんは「9月の長雨が心配されたが、10月以降は晴天が続き、病害虫も少なく良い出来栄えとなった」と話した。

葉牡丹の収穫作業が最盛期
葉牡丹の鉢へ植え替えをする中村さん夫婦

一覧を見る