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やましろ産京たけのこ首都圏へ

JA京都やましろ京たけのこ部会の2年目の出荷が3月14日、始まった。

同部会は16年12月にやましろ産京たけのこのブランド力の向上と首都圏出荷による農家所得の増大を目的に設立。「白子(しろこ)たけのこ」と呼ばれる、穂先が地面に出てくる前に掘り上げたタケノコのみを出荷する。

出荷初日の同日、同JA山城支店と草内出荷場に合わせて15箱(約30キロ)が持ち込まれた。

同部会の原田豊部会長は「まだ時期が早いので出荷量は少ないが、良いものが出ている。首都圏でもやましろ産の京たけのこが定着していくよう、高品質な京たけのこの安定出荷に取り組みたい」と期待を込める。

昨年の出荷規格は2L、Lの2階級のみだったが、市場でのニーズに合わせて今年から新たにM、Sの2規格を追加した。

また、消費者にやましろ産京たけのこについて知ってもらおうと、今年からリーフレットを同封する。

同部会では、部会員26人が京たけのこ栽培に取り組んでいる。昨年の出荷量は3282キロ、販売金額は約400万円。今年は8000キロ、1千万円を目標に、4月末まで出荷を行う予定。

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