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地元産使用・酒造好適米「祝」の日本酒が完成
JA京都中央市原野支店管内の静原地域で、2017年に栽培された酒造好適米「祝」を原料に使用した日本酒が完成した。
この取り組みは、京都市左京区にある1726年創業の老舗酒蔵である松井酒造株式会社の杜氏で代表取締役の松井成樹社長が、地元で栽培された酒造好適米を使った日本酒を作りたいという想いと地域の生産農家の想いがマッチングし、実現した。
5月8日、松井社長自ら、栽培した圃場(ほじょう)を訪れ、生産農家と完成を祝った。
同酒造会社では、京都府産の「祝」を原料に使用した日本酒は従来から製造販売されているが、静原地域で栽培された地元産にこだわった商品は、初となる。
2016年4月FM京都開局25周年を記念して共同で作られた日本酒が「京春雅(きょうかすが)」。「京春雅」のラベルは、国内外で活躍している書家の川尾朋子氏により書き下ろされたもの。
今回は、この「京春雅」の原料に静原地域産の「祝」が使用されている。第3弾として5月上旬から販売が開始され、55%精米を使用した純米吟醸酒。720ml/1000本限定として販売されている。