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地域活性化へ新拠点 多世代交流施設「まなびあむ」オープン

地域活性化に向けた新たな拠点にしようと、舞鶴市が市民病院跡地に整備を進めてきた多世代交流施設「まなびあむ」が完成し、18日にオープンする。高齢者や若者向けの施設などの他、JA京都にのくにの支店や農産物直売所も移転。市とJAが二人三脚で地域活性化を進める。

新施設は4階建て。高齢者福祉施設や地域包括支援センターの他、カフェや最大48人が宿泊できる簡易宿泊機能付若者等交流拠点施設が併設されている。JAは同市の舞鶴東支店と農産物直売所「彩菜館」東舞鶴店を移転する。今後、直売所から高齢者福祉施設などへの食材供給などの連携も視野に入れる。

JAが移転を決めたのは、地域活性化に貢献できるという考えから。同施設の「市民の健康増進と多様な交流・にぎわいの拠点」という目的に賛同し、利用募集に応募。①直売所での地産地消による安全安心な食料提供②JA女性部や高齢者をはじめとするグループ活動での施設の活用③金融など生活インフラ機能を備えた支店の設置などを提案した。

同JAの迫沼満壽組合長は「安心して暮らせる豊かな地域社会の実現に向けて取り組んでいる中で、当JAの施設移転で組合員をはじめ地域の皆さんとの交流を深めたい。にぎわいの拠点として官民一体となって地域の活性化に貢献したい」と語った。「彩菜館」東舞鶴店は18日、舞鶴東支店は26日から営業を開始する。

地域活性化へ新拠点 多世代交流施設「まなびあむ」オープン

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