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嵯峨酒づくりの会、大吟醸酒を頒布
嵯峨酒づくりの会では2月11日、愛宕山麓の右京区嵯峨で栽培した酒米「祝」を伏見区の酒造会社・齊藤酒造株式会社の協力を得て大吟醸酒「げっしょう」を醸造し、会員240人に頒布した。
会員が自然豊かな嵯峨で、田植え、稲刈り収穫を行った酒米「祝」は作柄も上々の出来だった。昨年12月に仕込み、蔵人の熟練した技術で柔らかい飲み口と芳醇な大吟醸酒に仕上がった。このお酒は、火入れしていない「生酒」で、会員だけに頒布される非売品。
手にした会員は「1月の酒蔵見学ですばらしい出来栄えを感じていたので、今日が待ち遠しかった」と話した。嵯峨酒づくりの会代表者の山田耕司さんは「嵯峨の田園風景を守り京都の米と水で作った日本酒をぜひ味わってほしい」と話した。
お問い合わせ先
嵯峨酒づくりの会(代表者 山田耕司)075-871-2130