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日本一のてん茶を知事に報告
15日、京都府の新総合計画「府民意見交換会」を前に、宇治茶会館(宇治市)で宇治茶生産農家の山﨑省吾さん(同市)が、西脇隆俊京都府知事に今年の全国茶品評会と関西茶品評会で農林水産大臣賞(てん茶の部)に入賞した茶葉を使って抹茶を立てて、受賞を報告した。
山﨑さんは「受賞できたのは、家族をはじめ京都府や宇治市、JAなど宇治茶生産に理解いただいているおかげです。今後も宇治茶のブランド力を高めるため、生産技術を磨きます」と報告。
西脇知事は「受賞おめでとうございます。香りの良い抹茶ですね。これからも宇治茶生産にがんばってください」と祝福した。
山﨑さんは、宇治市の茶生産農家の4代目で、1ヘクタールでてん茶を生産。一部の茶園では、伝統的なよしずと稲わらを使った本ず被覆で栽培するなどこだわりをもって宇治茶生産に取り組んでいる。2005年以降全国茶品評会と関西茶品評会で6回の大臣賞を受賞している。農林水産大臣賞のW受賞は2013年に続いて今年で2度目となる。加えて今年度は、宇治市茶品評会、京都府茶品評会でそれぞれ一等一席に輝いた。
西脇知事(右)に受賞を報告する山﨑さん(左)