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福祉施設へ京野菜を寄付
JA京都京野菜部会・同部会女性部は3月7日、京都府共同募金会を通じて管内の福祉施設に「京野菜現物寄付贈呈式」を同JA本店で挙行した。
両部会の地域社会貢献活動として、2014年度から継続して実施している取り組み。4回目となる今回は、京野菜部会全20支部の賛同を得て集められた京野菜157.6キロが送られた。
贈呈式では、岡田實郎代表理事理事長、髙田己喜男常務理事、谷口勝己京野菜部会長、上田小百合京野菜部会女性部長らが施設代表者に京みず菜や京壬生菜、九条ねぎ、ホウレンソウなどの軟弱野菜とあわせ、やまのいもや聖護院かぶなどの管内を代表する京野菜を入れた籠を手渡した。
岡田理事長は「一定の成果とあわせて、農家が丹精込めて栽培された京野菜が地元の社会福祉に役立つことが何よりも喜ばしい。今後も“地産地消”の輪の中でこの取り組みが先進的な事例となり、社会福祉活動が拡大することを願う」とあいさつした。
これに対し、施設の代表者が「今年もJAの管内で生産された京野菜をいただくことに感謝している。施設の利用者とともに、おいしい京野菜を食すことができる喜びを共有したい」と感謝の言葉を述べた。京都府共同募金会の髙山光史常務理事は「地元京野菜のPRにつながることはもちろんのこと、この取り組みを起点として地域活性化がますます進展するよう期待している」と話し、JAの社会福祉貢献活動に対して期待を寄せていた。
京野菜を現物寄付するJA京都京野菜部会と同部会女性部