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茶香服大会で鑑定力向上へ
福知山市茶生産組合連合会(田中文明会長)主催の茶香服大会が2月7日、JA京都にのくに大江支店で行われた。茶生産者の鑑定技術向上と親睦が目的。今年で13回目を迎え、市内の茶生産組合員と来賓ら34人が参加した。
茶香服は「闘茶」とも言い、5種類の茶に花・鳥・風・月・客の名前をつけ、順不同に入れたお茶を飲み、どのお茶かを当てる競技。
両丹の玉露や静岡、鹿児島の煎茶など5点が用意され、湯の温度や量、煎じる時間など条件を統一して茶を点てた。
参加者は神経を集中させて、色や香り、味で産地や銘柄を予想した。
同連合会の田中会長は「茶香服は何度やっても難しいが面白い。昨年は台風による冠水被害があったが、災害に負けることなく高品質なお茶を生産していきたい」と話した。