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2018年府内JAくらしの活動支店表彰 優秀支店

JA京都園部支店は、2018年府内JAくらしの活動支店表彰で優秀支店に輝いた。近年多発する自然災害から、地域や地域住民の生命と財産を守れるよう防災学習を行ってきた。

具体的には、支店管内の幼稚園児・小学生とその保護者、地域住民を対象に、支店女性部と連携して「防災ピクニック」を開催。周知方法は支店だよりである。管内をピクニックコースとして、クイズ形式の学習や防災グッズ作りを行った。当日は、避難時に必要だと思うものをリュックに詰めて参加してもらうという積極的な学習への工夫も行っている。

昼食は、ビニール袋に入れた食材を、鍋に入れて温めるだけでできる防災食作りに挑戦した。園部産コシヒカリ「京みのり」の新米で作ったきのこご飯や肉じゃが、切干大根などを味わった。

参加者は「ビニール袋に入れて温めただけなのに、予想以上においしい。もしもの時に活用できるようしっかり覚えておきたい」と話した。

今回の取り組みで防災に対する意識が高まったほか、地元産の農産物による「食」と「農」のPRが行えた。また、初めてJAの活動に参加した地域住民には、JAとの交流深め、JA事業を知ってもらう場となった。

同表彰の審査委員長を務めた福井県立大学の北川太一教授は、同支店の活動について「地域を守るJAの役割を発揮しながら、健康・食農教育・地産地消の内容も盛り込んだJAらしいユニークな活動である」と高く評価した。

今後も同支店は、防災学習活動を継続し、地域に必要とされるJAとして地域社会貢献活動を充実させ、JAの協同活動の取り組みをすすめていく。

 

2018年府内JAくらしの活動支店表彰 優秀支店
ポリ袋を使った調理法を体験する子どもら

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