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「伏見甘長とうがらし」の魅力を全国へ発信

JA京都農畜産物直売所・たわわ朝霧は、ホテルカンラ京都と連携し、京野菜と生産者の魅力を全国へ伝えている。今回は、同JA丹波支店がたわわ朝霧から紹介を受け、ホテルカンラ京都が発行する「京都食べる通信」を通じて、伏見甘長とうがらしのPRと地方発送を行った。

「京都食べる通信」は、京都府内の生産者や産地情報を伝えて、全国の購読者に対して旬の農産物を届けている。また、経営するホテル内での料亭でも期間内に京野菜などの農産物を提供し、京都の農産物をPRしている。

今回は、丹波支店管内の山西智也さんの農園で生産された「伏見甘長とうがらし」について誌面特集し、今年の5月から取材を重ねて、生い立ちや農業に従事するきっかけ、エピソードを紹介している。

伏見甘長とうがらしは、京料理の「おばんざい」の食材では定番であり、夏の京都には欠かせない食材であるが、全国への知名度はまだまだ低い。料理方法も誌面に掲載したところ、会員SNSに調理した評価コメントが寄せられ、高い評価を得た。今回発送した読者の評判も良く、追加注文も相次いだ。

発送準備をした同支店生産課の佐野英明主任は「今年は6月の低温、7月以降の猛暑により、樹勢が例年より低く収量も伸び悩み、生産者も大変苦労された。今回の通販を通じて京都のブランド野菜の魅力を知ってもらう良い機会になった」と話した。

管内の伏見甘長とうがらしの出荷は、11月上旬まで続く見込み。

「伏見甘長とうがらし」の魅力を全国へ発信
PRする佐野主任とホテルカンラ京都の担当者

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