自主調査の進捗状況

平成29年3月13日

株式会社京山への中国産米にかかる調査の中間報告について【第10弾】

 このたび、最も信頼性の高い検査機関と言われている一般財団法人日本穀物検定協会より、JA京都中央会が検査を依頼しておりました米の検査結果が届きましたので、ご報告いたします。

 

 検査の結果、ダイヤモンド社が購入して検査したものと同じ1月5日に精米された米(「京都丹後こしひかり」「滋賀こしひかり」「魚沼産こしひかり」の3銘柄)の産地は、全て「日本」であると判別されました。<資料1~3参照>

 検査を依頼した米は、㈱京山が消費者からの問い合わせがあった際に備えて精米後3か月保管している「キープサンプル米」3点(上記3名柄)と、㈱京山が2月7日に小売店から買い戻した「滋賀こしひかり5kg」、「魚沼産こしひかり5kgの2点を合わせた合計5点です。これら3銘柄の5点全てが「日本」産と判別されました。

 

 日本穀物検定協会が出した結果から、当グループでは、ダイヤモンド社が記事の根拠とした検査については、検体の持ち込まれた状況や検査の実施状況、検査結果等に問題があったのではないかと考えており、㈱京山はダイヤモンド社が米の検査を依頼したとする株式会社同位体研究所に対して情報の開示請求文書を送付しております。<資料4参照>

 

 さらに、当グループでは、京山が販売した米に中国産米が混入していないという真実をさらに明らかにするため、今後も科学的分析検査を幅広く行っていくこととしております。

 今後も、調査の進捗状況や判明した事実等を随時ご報告してまいりますので、よろしくお願いいたします。

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