自主調査の進捗状況

平成29年2月15日

株式会社ダイヤモンド社に対する訴訟提起について

 株式会社ダイヤモンド社(以下「ダイヤモンド社」といいます。)は、雑誌「週刊ダイヤモンド」2017年2月18日号において、「〝魚沼産〟に中国産混入の疑い疲弊するコメ流通の末路」と題する記事(以下「本件記事」といいます。)を掲載しました。
 かかる記事は、不特定多数の読者に対し、株式会社京山(以下「京山」といいます。)が、産地偽装を行い、中国産の米をブレンドした米を国産米として販売しており、JAグループ京都が、株式会社 京山の株主としての立場でこれを主導していたとの印象を与える内容になっています。
 しかしながら、京山が産地偽装を行い、中国産の米をブレンドした米を国産米として販売したことはなく、かかる記事は事実に基づくものではありません。本件記事の検査結果についても、その検査方法や検査機関の実績などから正確性が強く疑われるものであり、本件記事については相当な根拠があるとはいえないと考えております。
 本件記事は、事実と異なり、JAグループ京都の名誉を著しく毀損するものであることから、下記のとおりダイヤモンド社を被告として、損害賠償及び名誉回復の措置を求めて、京都地方裁判所に訴訟を提起致しました。JAグループ京都としては、本件記事が事実に基づかないものであることを法廷において明らかにしてまいる所存です。

 

1 当事者

原告 京都府農業協同組合中央会,全国農業協同組合連合会,京都農業協同組合
被告 株式会社ダイヤモンド社

2 請求の趣旨

(1) 損害賠償請求額 3300万円
(2) 謝罪広告
雑誌「週刊ダイヤモンド」誌上及びインターネットウェブサイト記事上で謝罪広告を掲載
(3) 被告のウェブサイト2017年2月18日号記載部分の削除
(4) 訴訟費用の負担

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