JAグループ京都について
中川会長メッセージ
会長挨拶
JAグループ京都は、「食と農を基軸に地域の全住民の協同組合」として、地域社会の中心に位置し、組合員をはじめ地域住民が安心して暮らせる豊かな地域社会を築くことをめざしています。
京都府では、高齢化による深刻な担い手不足などにより農業生産基盤は減少傾向にある他、自然災害や有害鳥獣による農作物被害は拡大しており、生産意欲の減退や離農につながる問題となっております。
そこで、地域の方々と一体となって地域の活性化と農業振興を図るため、2018年10月より「正・准組合員」を「組合員」に統一し、JAが全住民の協同組合として、協同活動を一層強化することを重点に取り組んでまいります。
有害鳥獣対策では猟期の通年化に向けて、国、府、市町村に対して働きかけを強化し、捕獲活動を展開しております。
また、京都ブランドの確立と付加価値の拡大として、「京野菜・宇治茶・京の肉等の世界ブランド化」を進めております。2013年よりフランス・トルコ・中国・ロシア、イギリス、バチカン市国、スペインと、各国の由緒ある宮殿等において、政・財界の方や、マスコミの皆さまをゲストに迎え、府内産農畜産物を使った料理を振る舞う晩餐会を催すPR活動を行ってまいりました。京都ブランドを世界へ浸透させるとともに、今後の輸出の手応えが実感できたことで、生産者が自信を持って府内農畜産物の生産拡大に向け、大きな励みに繋がっております。
このように、JAグループ京都は、「地域の全住民の協同組合」をめざして、組合員だけでなく多くの方の期待に応えられるよう努めております。なによりも、皆さまに安心・安全・安定した農畜産物を提供できるよう取り組んでまいります。
JAグループ京都
会長 中川 泰宏