ここでしか味わえない「いのししラーメン」

 京みず菜や京こかぶなど、ブランド京野菜の産地として知られる京都市右京区の北部に位置する京北。「ラーメン専門店 キャプテン」は、ここでしか味わえない逸品があるということで、ラーメン通が足しげく通う。
 店主の野村耕司さんは、元々呉服店に勤めていたが、兄弟からの勧めもあり、昭和57年に同店をこの地にオープン。山に囲まれた京北という立地もあり、「他のラーメン店にないもので勝負したい」との思いから、オープン3年目で、チャーシューに猪肉を使用した「いのししラーメン」を考案した。猪肉は、全て丹波一帯で獲れたものを使用。「この地域の猪は、餌にどんぐりや栃の実などの木の実を食べているから脂が上質」と野村さんは語る。猪肉は疲労回復に効果のあるビタミン群が多く、脂肪も悪玉コレステロールを抑える不飽和脂肪酸なのでヘルシーなこともあり、通常のラーメンの2倍近い価格にも関わらず人気が高い。
 看板のいのししラーメンは、猪の中でも特に柔らかく、脂の旨味が高い三枚肉をチャーシューに使用し、上質の脂がスープに溶けてまろやかな味わいを楽しめる。スープは醤油、塩、味噌、味噌豚骨の4種から選べ、ストレートの麺にもしっかり絡む。また、猪肉と鹿肉を具材に使用した餃子も、食感や風味など、それぞれの持ち味が引き出されていてジューシーな味わいだ。
 野村さんは「猪肉には抵抗のあるという人も多いが、本当に美味しい肉なので、どんどん魅力を発信していきたい」と意気込む。猪肉といえば「ぼたん鍋」やジビエ料理が有名だが、新たな用途としてのラーメン、今後も注目を集めそうだ。


 

 

いのししラーメン(味噌豚骨)
1290円(税込)
猪肉の三枚肉を用いたチャーシューのジューシーさと、上質の脂が溶けたスープなど、猪肉の魅力を堪能できる一杯

   

 

いの鹿餃子
330円(税込)
猪肉餃子と鹿肉餃子がセットになった一皿。小ぶりながらも素材の持ち味が活きたジューシーな味わい

   

猪の上質な三枚肉を使用



一杯のラーメンに情熱を注ぐ野村さん


TEL 075(852)0489
京都市右京区京北細野町下ノ垣内17
11:00〜20:00
毎週水曜定休
P3台
18席
喫煙可
平均予算 1,000〜2,000円
   
   

 

   
 
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